2017年8月9日水曜日

平成29年度 春の生涯学習講座・市民講座 報告

春の生涯学習講座・市民講座 報告

平成29年6月24日、児童発達支援センターにじいろキッズらいふにて、長野保健医療大学と桃李会が主催する平成29年度春の生涯学習講座・市民講座が開催されました。参加人数は61名でした。
今回は、「遊びで伸ばすこどもの心と体~発達障害・子育て支援~」というテーマで、福田恵美子先生(作業療法士・障害科学博士)にお話をいただきました。




福田先生は、国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院をご卒業、東北大学大学院医学系研究科障害学専攻修了され、長年にわたり発達障害児のリハビリテーションに携わるとともに、支援環境の整備、教育環境の整備など多岐にわたってご活躍されています。また、現在は長野保健医療大学教授として、人間発達学、作業療法概論、発達障害作業療法学等の教科を担当されています。

今回は、中枢神経系の発達や、子どもの生活習慣と発達のヒント、子どもの遊びとその発達について、先生の体験も交えながらお話していただきました。
子どもの行動には意図・目的があります。たとえその行動が好ましくない悪戯だったとしても、行動の意図・目的を理解しようとせずに怒ったり止めたりしてしまうことは、子どもの成長にも信頼関係の構築にも繋がりません。まずは子どもの行動の理由を理解し、そして悪いことをしたらきちんと叱ること、よいことをしたらきちんと褒めることの両者のバランスが、子供にとっての学びに繋がるそうです。




先生は、“遊びを上手く展開するポイント”として、「①児が遊びに取り組む気持ちを大切にすること②遊びの起承転結を考慮すること③大人も遊び心を磨くこと」の3つを、そして“育児のポイント”として、「①子どもが療育者を求めたときに欲求に応えること②子育ては20年かけて児の人格・性格を作る仕事であること③もっともっと穏やかに子どもに寄り添うこと」の3つを挙げられました。


今回お話をお聞きして、私たち大人が、子どもの症状や行動を理解し、自然に包み込むような関わりをすることが大切なのだということを感じました。

以上、春の生涯学習講座・市民講座の報告とさせていただきます。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。