2016年3月1日火曜日

第5回生涯学習講座のご報告

先日行われました第5回生涯学習講座について簡単ではありますがご報告させて頂きます。



第5回生涯学習講座
講 師 : 長崎 浩 先生(東北文化学園大学大学院名誉教授)
テーマ : 動作とは何か-生きるとは何よりも動作することである-

まず講座の冒頭で運動と動作を明確に分けて考えることが述べられました。

目的や課題を実現するための運動の組み合わせが「運動協調性」であり「運動パターン」である。
規則性を持った運動協調性(運動パターン)を動作という。

以上のことを前提として講座が進行していきました。
講座では実際の研究データが提示され、歩行やリーチ動作、スクワット動作などが
どのような規則性を持っているかが解説され非常に興味深い内容でした。

講座の終盤に長崎先生が強調されていたことは

「できる運動、している動作。運動の自由、動作の不自由」
 様々な運動を行える人間も、日常動作は一定のパターンに集約されている。

「日常動作の運動パターンはコストで最適化されている」
 運動パターンの集約は酸素消費量などのコストによって最適化が働いている。

ということでした。そして
「運動パターンというのは脳神経系や筋骨格系とは無関係に運動学から説明できる」
 最適化された運動パターンから逸脱した動作を対象としているのがリハビリテーションであり、脳神経系や筋骨格系からだけでなく運動学の視点から捉えていく必要がある。

とも仰られていました。
 
広報局 北村